ウェルシュコーギーカーディガンについて
英語では「 Welsh Corgi Cardigan 」 または 「 Cardigan Welsh Crogi 」
【ウェルシュコーギーカーディガンの魅力】 |
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・希少犬種 ・毛色のバリエーションが多い ・長いしっぽがある ・頑丈、タフ ・外飼い、室内飼いのどちらにも適応できる ・寒さに強い(そのぶん暑がり) ・手入れが楽なほう ・忠実、従順、慎重 ・温厚、友好的 ・訓練好き、運動も好き ・のんびり、のっそり ・音や声に対して耳を傾ける時、頭をかしげる ・目での表現が豊か
登録数は2003年をピークに減少傾向となっています。 2013年では約70頭と日本でのカーディガンの絶滅の危機が冗談ではなくなってきました。 約15回カーディガンの出産があったという計算で、すなわち現在日本で子孫を残す予定である♀が約15頭しかいないという計算にもなります。 誰か真面目な人が新たにカーディガンの繁殖を始めたり、海外から新たな血筋を輸入したりという対策が必要なレベルに迫ってきていると思います。 2012年のイギリス、オーストラリアのカーディガンの年間登録数も約100頭くらいです。 (アメリカについては順位は75位。登録頭数は不明ですが、順位的に見て日本と同じくらいと予想されます。) ペンブロークでは2000年前後にブームを迎えましたが、 その後は登録数はだいぶ減少して落ち着いていっています。 |
[ウェルシュコーギーカーディガンの特徴] |
他の動物やキャラクターに似ていると言われることがあり、 黒白、ブリンドル、マール色(青目)など毛色それぞれでも違いますが、 パンダ、うなぎ、のらくろ、魔物、バルタン星人、 クマ、 黒ひつじ(サフォーク種)、バク、うし、 アザラシ、トド、ワニ、アナコンダ、 サメ、シベリアンハスキー などと、何故かこれまでにたくさんのものに例えられたりしています。 |
人に対してとても従順で、他の犬との協調性も高いです。 ですが初対面のオス犬同士では念のため注意が必要です。 性格的にはコーギーペンブロークとボーダーコリーの中間的な存在だと思っています。 黒白の子では容姿も、特に子犬の頃はボーダーコリーによく似ています。 食欲は非常に旺盛で、太りやすい犬種です。胴の長いコーギーにとって 太り過ぎは腰への負担が大きくなるので気をつけないといけないです。 体はタフ、メンタルはそれぞれ・・。 歯はとても強く、壁や柵、庭木などは破壊されることもあります。 またそのようなタイプの子は何度注意しても、 誰も見ていない時にこっそりと実行する事が多いです。 叱られるとすごく落ち込むように見せておいて、実は懲りてないという子もいます。 |
牛などの家畜たちの蹴りをかわし続けてきた歴史があり、 現在でも身をかわすのが得意な子が多く、 とても見事な横っ跳び(サイドステップ)やバックステップをしてくれる子がいます。 ものすごいスピードで何メートルも素早く後ずさり、 まるでザリガニを連想させてくれるような子も稀にいます。 訓練すればバックステップで何十メートルと移動できる子も現れるかもしれないです。 また、サークルに手をかけながら、何かに寄りかかりながら お尻だけべったり下に付けて体はまっすぐ立てて座るという、 とても珍しいしぐさとポーズを見せてくれる子もいます。 本などで見る写真では一見気高く近寄りがたいオーラを発していますが、 実際のキャラとのギャップが大きく、そこがまた面白いです。 とても堂々としていると書かれたりもしていますが、意外と腰は低めです。 ほふく前進で人に近づいたり、他の犬にも下からすくいあげるように甘えたりすり寄ったりする傾向があります。 自分のほうが体は大きいにも関わらず、 強気なジャックラッセルテリアよりは下の立場だとカーディガンたちは認識し それでいいとも思っている、何とも大らかな性格です。 |
運動は大好きで、普段おとなしくしている子も外では喜んで走りまわります。 ジャンプや柵越えが得意な子もいて、 あの短い足で柵、ラティスを乗り越える子もいます。 歩いてる後をついて後ろから足やかかとを噛んでくる事もあり(甘噛みで)、牧羊犬の本能を感じます。 同居犬や慣れている犬には執拗にガウガウと噛みつきながら追い回したりと、 中々しつこい一面を持つ子もいます。 番犬的な面では、体を張って戦うというよりは、異変や危険を鳴いて知らせるタイプのように思います。 物音や見知らぬものに対しては反射的に鳴く子がわりと多いです。 遠吠えをする子もいます。 |