ジャックラッセルテリアについて
英語:Jack Russell Terrier 「JRT」と略して表記されることも。

ジャック、ジャックラッセル、ラッセル等と略して呼ばれる事が多いです。


【ジャックラッセルテリアの魅力】

・1犬種でバリエーションが豊富、個性豊か
・頑丈、タフ、病気が少ない
・暑さ、寒さどちらにもわりと強い
・手入れが楽
・外飼い、室内飼いどちらにも適応できる
・面白い、ノリがよい、思わず笑ってしまうような笑いを与えてくれる

・ポジティブ、めげない、いじけない
・運動好き、動きがコミカル、表情豊か、喜怒哀楽がハッキリしている
・知能が比較的高い。独特の知恵が働くことも多い。

JKC登録頭数・順位
  ジャックラッセル パーソンラッセル 全犬種
  登録頭数 順位 登録頭数 順位 登録頭数
2013年 4400  15 11 104 326,009
2012年 4510  16 9 111 351,114
2011年 4660  16 14 103 366,065
2010年 4866   17 14 107  392,958
2009年 5368   18 0 439,238
2008年 5764   18 1  134 465,540
2007年 6032   18 6  129 491,429
2006年 6423   19 10  117 533,941
2005年 6189   20 13  116 554,141
2004年 5450   21 20  109  561,713
2003年 4587   22 21  110 575,792
2002年 3155   22 17  114   523,530
2001年 1878   25 36   96 475,603
2000年 1140  33 24  105 447,978
1999年 617  40 10  117 424,061
2000年になるまでは登録頭数が600頭くらいでしたが、
その後人気は上昇していき2003年からは
毎年5000頭前後登録されています。
2007年あたりからテレビのCMでもよく見かけるようになってきました。


〜ジャックラッセルテリアの特徴〜

初心者には無理、とても飼いにくい犬種と言われがちですが、
他の活発な犬種と比べて、特にジャックがという事でもないと感じています。
個体差も大きいので運が良い(?)と、
驚くほど落ち着いておっとりした子に当たることもあります。またその逆もあります。

「雑種ラッセルテリア」と冗談で言われるように、心身ともに非常にタフで、
同一犬種で非常にバリエーションが広い犬です。
健康、遺伝的に差し支えない範囲で個性が命な犬種と言えるかもしれません。

とにかく「面白い」という言葉がピッタリな犬種です。
何をするにも嬉しそうで、いつも笑っているように見えます。
そうきたか!という予想外のアクションやしぐさ、
ささいな事で大喜びしてくれるリアクション、
いろんな場面で思わず笑わせてくれる行動をとってくれます。
常に目の前の事に対する期待で心がいっぱいです。
プラス思考で底抜けに前向きな性格は、人としても見習いたいものだとよく思わされます。


水に浸かるのが大好きな子もいます。








【2014年夏〜ジャックラッセル水遊び〜4分半(にんじゃりばんばん)ver】


【2014年夏〜ジャックラッセル水遊び〜30分ver】

そのぶんいたずらもたくさんします。家具や壁、床、庭木、ラティス、時には自分が入っているサークルまで破壊対象となります。
電気コードを噛みちぎろうとして感電したという話も珍しくはありません。

小さなお子様、チワワなどの超小型犬、猫、小動物とは、
もしものことがあってはいけませんので、
人が見ていない状態で一緒にさせるのはおすすめできません。
犬の性格と両者の関係を十分に見定めた上で判断されるのが無難です。

また、注意される事にも喜びを感じてしまう子も多いので、
叱る時は相当厳しく叱らないといけません。
イメージとしては、
「昭和のお父さん」のような感覚で育ててあげるのがよい方法の一つだと思います。

また何らかの事故やケガも多いです。
ガウガウ言いながら遊ぶ子も多く、ケンカもたまに起こります。
オス同士や激しい性格の子同士だと、とめないと流血沙汰のケンカに発展することもあるので注意が必要です。
柵越え、柵破り、すり抜け、穴掘りなどが得意な子がいて、
脱走も多く、その結果交通事故で命を落としてしまうという事にもなりかねません。




諸説ありますが、フォックステリア、ボーダーテリア、ブルテリア、ビーグル、コーギーなどの遺伝子が入って受け継がれています。
スムースフォックステリアの外観はまさにジャックラッセルの祖先という印象を受けます。


フリスビー、アジリティーで活躍する子もたくさんいて、
サーフィンや、海外ではロッククライミングをする子までいます。
「ラッセルレース」と呼ばれるジャックラッセルテリアのレースもあり、
ケンカ防止の口輪を付けたジャックラッセルたちが一生懸命ゴールを目指して走る姿に
会場はとても盛り上がります。
アメリカのジャックラッセルテリア総合サイト
Jack Russell Terrier Club of America(JRTCA)に、
レースの説明とルールが示されています(全文英語です・・)。
なかなか本格的で厳密なルールが決められているようです。


ハードルを越えるジャックたち。
日本の災害救助犬には、現在1頭のみ登録されています。

おそらくこのジャック。(JKC会報「ガゼット」より)。

 勇敢なジャックラッセルの話では、2007年にニュージーランドで
子供たちに襲いかかろうとした自分より大きなピットブルテリア2頭と勇敢に闘い、
子供たちは守ったものの自身は大けがを負って死んでしまったいう話があります。
そのジャックラッセルには勇気と功績を称え勲章が贈られました。

そのニュースの記事








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