ジャックラッセルテリアの出演映画や作品・本・飼育関連書籍
主役、準主役級に出演しているものをあげました。


〜映画〜
それぞれでDVDも出ています。
(映画名と公開年、作品内での犬名)

・「マスク」(1994年/アメリカ):「マイロ」 ・「マスク2」(2005年/アメリカ):「オーティス」

日本でのジャックラッセルテリアの人気が上がるきっかけになったとも言える、
どちらかというとコメディな映画です。
マスク2よりも初回作のほうが好きという人が多いです。
個人的にも初回作のほうが深い作品だと思います。
出演のジャックラッセルがとてもいい味を出しています。



「マイ・ドッグ・スキップ」(2000年/アメリカ):「スキップ」       〜小説〜

ウィリー・モリスが少年時代の思い出を記した全米ベストセラー小説が映画化されたもの。
舞台は1942年のミシシッピー州の田舎町。内気で孤独だった少年の、
犬を通した心の交流と成長を、
ノスタルジックな風景の中しみじみと描いていくヒューマンドラマ。
とても心に響く感動の映画です。




・「ダニエルとスーパードッグ」 (2004年/カナダ ): 「ジプシー」
母を亡くした少年と、
1匹の犬の運命の出会いを綴る
ハートウォーミングドラマ。
主人公:「ダニエル」は友だちに誘われて見に行った
スーパードッグショーで競技中に逃げ出してしまった
ジャックラッセルテリア「ジプシー」と出会います。
少年の心の葛藤と成長を描いています。
タイトルや作品の説明を読むと、
少年とジャックラッセルのアジリティーに挑戦する姿を
追うようなイメージを持ちますが、
ストーリーはそれとは少し違っています。
その点で日本語での映画タイトルはあまり上手く
付けられていないのではないかと思っています。
出演のジャックラッセルは、ほぼ真っ白で大きめな子です。


・「ぼくとママの黄色い自転車」(2009年/日本):「アン」 公式サイト



〜あらすじ〜
父・一志と二人暮らしの大志は、長くパリに留学中の母・琴美から毎週届く手紙を楽しみにしていた。しかし夏休みのある日、大志は母がパリではなく瀬戸内海の小豆島にいることを知る。どうしても母に会いたかった大志は、母からもらった黄色い自転車に乗り、愛犬のアンを連れ、父には内緒で横浜から500キロもある小豆島に向けたった一人で旅立つ。
大志の一途な想いが、旅の途中で出会った大人たちの気持ちを変化させながら、
大志自身も大きく成長していく。そして、息子が母の元に向かったことを知った一志も、
息子を追って小豆島に向かうが・・・。

「信頼と絆の再生を描いた愛と感動の物語」と解説されている通り、
涙なしでは見られないハートウォーミングな超感動作です。
映画の舞台、公開が夏というのもとてもよかったです。
母が小豆島にいる理由が映画の途中で分かってしまったのが少し残念でした。
個人的には母親がどうして小豆島にいるのかいう理由は、
大志がようやく母に会えたそのタイミングで視聴者にもわかるようにしてくれたら
もっとリアルに感じられたかもしれない、と思ったりもしました。
出演のジャックラッセルテリア「アン」(♀)は、
コンパニオンタイプのジャックラッセルでとても愛らしいしぐさや表情を見せてくれます。





・「きな子〜見習い警察犬の物語〜」(2010年8月/日本):「ロッタ」  公式サイト
〜作品紹介とあらすじ〜(公式サイトより)
四国・香川県丸亀市。瀬戸内海に面した風光明媚なこの場所に、日本一有名な見習い警察犬がいる。
警察犬試験に6回挑戦しながら、いずれも不合格。
2005年の訓練会では障害物を越えられず
顔面着地。しかし見習い訓練士の川西智紗さんと共に、
何度失敗してもめげずに頑張る姿が次第に共感を呼び、今や香川県のみならず、日本中の人気者となった
ラブラドール・リトリーバーの「きな子」である。
『きな子〜見習い警察犬の物語〜』は、この実話から生まれた。


警察犬訓練士を目指す18歳の望月杏子は、
入所した訓練所でラブラドール・リトリーバーの子犬
「きな子」と出会う。きな子は身体が弱く警察犬になれない
と所長に言われた杏子は思わず
「私が”きな子”を警察犬にします!」と宣言。
その日から見習いコンビの警察犬を目指す奮闘の日々が始まる。しかし一向に訓練に身が入らず、警察犬試験に何度も失敗を続けるきな子に、そしてきな子を育てられない自分自身にも、杏子は次第に失望していく。そして遂に、きな子と別れ、訓練所を出ていく決心をするが・・・。


 犬関連の職業の独特のにおいというか雰囲気がとてもよく出ていて、バリケンネルの仕様が実際の年代に合わせてきちんと変わっているところなどにもリアル感を感じます。
警察犬訓練士の厳しさや格好良さが描かれています。
「ロッタ」という名前のラフのジャックラッセルテリアが
訓練所で飼われているペットの犬として多くの場面で登場しています。
持ち前の面白可愛いしぐさや表情で、場の雰囲気を和ませてくれています。

「ぼくとママの黄色い自転車」に登場のジャックラッセル「アン」によく似ていますが、
同一犬なのかどうかは未確認です。


杏子ときな子の訓練を見守る子供たちとロッタ。



・「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(2011年1月/日本):「バニラ」  公式サイト

 2005年に公開された「いぬのえいが」の第2弾。
前回と同じくオムニバス形式で構成されています。
「バニラのかけら」のバニラ役で、
「のあ」というスムースのジャックラッセルテリア(おそらく♀)が出演しています。






・【アーティスト】(2011年/フランス)(日本では2012年4月公開)  公式サイト
 :「アギー」(映画の中での名前は未確認(特に付いていなかったかもしれない))
 
1927年から1932年までのハリウッドが舞台の、トーキーの登場でサイレント映画の時代が
終わったことで没落する男優と躍進する女優を描く物語です。
時代背景に合わせて映画自体も白黒&サイレントという斬新な手法で製作され、
それが逆に感情表現などにおいてより深いものを感じさせてくれる映画です。
公式サイトの映画の説明では「ラブストーリー」となっていますが、
男女としてというよりも、人としてのラブストーリーという意味が強いように感じられます。




・【人生はビギナーズ】(2010年/アメリカ)(日本では2012年公開):「アーサー」  公式サイト

「自分の殻を破ることについて最も表現したかった。」
という想いが込められた、脚本兼監督の実話が製作のきっかけになったヒューマン映画です。

〜あらすじ〜(公式サイトから転載)
ある日突然、父・ハル(クリストファー・プラマー)からのカミングアウト。
それは44年連れ添った母がこの世を去ってから、癌を宣告された
父・ハルからの突然の告白。元々は厳格で古いタイプの人間だった父が、
そのカミングアウトをきっかけに若々しいファッションに身を包み、
パーティやエクササイズに精を出し、若い恋人まで作って、新たな人生を謳歌した。

一方、息子・オリヴァー(ユアン・マクレガー)は38歳独身のアートディレクター。
友達は仕事と犬。
元々の臆病な性格故か、父のカミングアウトにも戸惑いを隠せない。
父と母の間に愛はあったのか? ふたりのあいだに生れ育った、“僕”とは―?
そんな様々な過去に戸惑うオリヴァーとは裏腹に、父の生き方はとても潔かった。父の振りまく愛に、周囲の人は素直に心を開き、また父も素直にその愛を受け入れた。身体は癌に冒され、確実に最期の日は近づいていたが、
決して心は衰えることなく、今までのどんな時よりも前を向いて生きようとしていた。
そんな父と語り合った母のこと、恋人のこと、人生のこと―。
オリヴァーはこの語らいの中で、父もまた過去においては、 親や母との距離において多くの葛藤を抱えながら生きていたことを知り、改めて自分自身の生き方を見つめ直していく。
だがそんな時に訪れた、父との永遠の別れ。

またしても自分の殻に閉じこもってしまったオリヴァーを心配した仲間は、
あるホームパーティにオリヴァーを無理やりに連れ出す。
そこで出会った、風変わりな女性・アナ(メラニー・ロラン)。彼女もまた人と距離を置きながら生きてきた。
そんなアナは多くを語らずとも、父を亡くしたオリヴァーの喪失感を優しく癒し、
オリヴァーはそんなアナの優しさに心を委ねていた。
まるで初恋の時のような強さでお互い惹かれ合っていく、似た者同士のふたり。

幸せな日々が続いていたが、アナがオリヴァーの家で暮らし始めたころから、
何かが今まで通りにいかなくなり、またしてもオリヴァーは一人になることを選んでしまう・・。
昔のように愛犬アーサーと取り残されたオリヴァーだったが、
父の最期の“教え”がその背中を強く推してくれた。
オリヴァーは、今までのどんな時よりも変わろうとしていた。
アナともう一度会うために―。



億万長者テリア犬の、奇想天外アドベンチャー! !
★スペイン・アカデミー賞では、ペネロペ・クルスらと共にレッドカーペットを堂々と闊歩! そのしぐさのかわいらしさや芸達者さで、本国では、日本のソフトバンク・カイくんなどの比ではないほど有名なジャック・ラッセル・テリア犬、パンチョ。満を持しての劇場公開大作初主演。
★もともとロトのコマーシャルで注目されたパンチョ、本作ではそのロトで大当たりした大富豪わんこを演じている。人間の執事を従えてやりたい放題の毎日から一転、単なる野良犬に転落、そこで様々な体験や出会いを繰り広げながら、人生で本当に大切なのはお金ではなく友情だということを学んでゆくのだった……。 ★
ゴーカートに乗ったり、人間相手に武道を披露したり、包丁を手に料理をしたりと、とにかくパンチョのやることなすこと全てが面白くてかわいらしい! 家族みんなで笑って、ドキドキして、ちょっとホロっとして、今週末の我が家のエンタテーメントは本作で決まり!

〜Amazonから引用〜


〜ドラマ〜
「夢見る小犬ウィッシュボーン」(1995年〜アメリカ)
(日本:1998年4月11日〜1999年4月3日)(NHK)(全48回)

当時の読書離れの傾向にある子供たちに、
世界の名作を読むきっかけになって欲しいという願いを込めて制作されました。
タルボット家で飼われているジャックラッセルテリア「ウィッシュボーン」が、
毎回、夢の中で名作の登場人物の一人となって活躍します。
主人公・ジョー・タルボット少年たちが経験する出来事やトラブルをきっかけに、
その答えや解決のヒントをウィッシュボーンが名作の中から見つけていきます。
ウィッシュボーンの演技や様々なコスプレも見どころです。
日本放送分とスペシャル長編版は、VHS(ビデオテープ)も発売されていました。
DVDでも発売してくれる日が来る事を、可能性は低そうですが願っています。


   

↑各回の簡単な解説と写真、キャスト、制作話などが書かれた本も出ています。





・「ギルティ-悪魔と契約した女-」(2010年10月12日(火)22:00〜(全11話)/日本):「アン」

2010年10月からスタートした連続ドラマに、
「ぼくとママの黄色い自転車」(2009年/日本)にも出演していたジャックラッセルの「アン」が、
レギュラー的に出演しています。
 




〜テレビ番組〜
・「朝ビタTV」 (2000年4月〜2006年3月放送)
ジャックラッセルテリアの「ちょび太」君が
マスコット的なキャラクターとして出演していました。

(1999年11月11日〜2005年10月16日)(急性心不全にて他界)



〜本〜

「バニの家族」
(2003/10 学習研究社)(石黒謙吾 作)

オーストラリアから日本にやってきた
メスのジャックラッセルテリア「バニ」。
やがて子供が生まれ、その子供たちの成長と結婚、
孫の誕生と、家族とのつながりや暖かさを描いた
写真絵本というめずらしい作風で、
とても心あたたまる作品です。
人は一切出てこず、
犬たちだけの出演で物語は進んでいきます。

・「飼ってはいけない!」
(2005/11 講談社)(小倉 智昭 著)

テレビの司会などでもよく知られている、
小倉 智昭さんの飼犬である
ジャックラッセルテリア「ミレ」(♀)を通して、
ジャックラッセルテリアの良いところ、悪いところを含め
ジャックラッセルを飼うということの素晴らしさや、
その心構えを伝えてくれています。
ジャックラッセルテリアを飼われている方には、
とても共感できるところが多いと思います。

・「Say Hello!! あのこによろしく。」
(東京糸井重里事務所)(2004/12/10)

DVDも出ています
(2006/7/14)

ジャック・ラッセル・テリア親子の愛で溢れた優しい物語。
母犬・ルーシーと3匹の子犬の誕生から巣立ちまでを写真と日記風の文で綴った、
どこか切なくもあり優しい気持ちになれるドキュメンタリーな作品です。

・「ブイヨンの気持ち。」
東京糸井重里事務所) (2009/4/13)

「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コーナー「気まぐれカメら」。
糸井重里氏が自身の飼犬である
ジャックラッセルテリア「ブイヨン」(♀)を
撮りはじめた最初の2年間、2006年と2007年にかけて、
このコーナーに掲載された写真の中から厳選を重ね、
350枚以上の写真を1冊にまとめました。
掲載当時のコメントもほぼそのまま再現されていて、
この本のために書きおろした
ブイヨンについてのエッセイを7本収録しています。
・「島いぬ え!? 私って犬だったの?
阿部 高嗣 (著) ) 雷鳥社 (2014/11/25)


瀬戸内海に浮かぶ小さな島 “伯方島" でくらす犬と家族の写真集。
自分が「いぬ」だとは思っていない愛犬アロ。
子どもたちの誰よりも早く泳いで得意げだったり、サッカーでボールを奪って泣かしたり、
朝イチに連れションしたり、密かにお父さんに恋をしたり……。
スイカ割りも、芝滑りも、洞窟の探検も、いつも子どもたちと一緒です。
そんな、愛犬アロの写真に、思わず吹き出し、癒されながら、
その背景にある家族のあたたかさ、自然の美しさに感動する写真集。
(Amazonより引用)

・「ジャック・ラッセル・テリア・ファン
  -小さなボディに秘められた大きなパワーが炸裂!
 (SEIBUNDO Mook)
(2009/5)
・「 I Loveジャックラッセル―
       元気なジャック、ここにいます。」
 (ネコ・パブリッシング)(2008/10)


〜海外のジャックラッセルテリアの本(写真集)〜

101 Uses for a Jack Russell
(2004/10)

Jack Russell Terriers and Their Friends
(2004/11)

Just Jack Russells (2001/09)



〜ジャックラッセル飼育関連の書籍〜

・楽しいジャック・ラッセル・テリアライフ
(すべてがわかる完全犬種マニュアル)
 愛犬の友編集部
(2006/5)
・ジャック・ラッセル・テリアと暮らす7つのカギ
(ワンランクアップシリーズ)
 愛犬の友編集部
(2005/1)


・ジャック・ラッセル・テリア
(愛犬の上手な育て方12カ月)
   愛犬の友編集部
(2002/12)


・ジャック・ラッセル・テリアのしつけ方
(カラー版やさしいしつけシリーズ)
  愛犬の友編集部 (2002/3)




ジャックラッセルではないけれどジャックラッセルのような犬の登場作品〜


「リトルチャロ2」(NHK)(2010年3月〜)
2010年3月から始まった、下記「リトルチャロ」の続編。
本来の趣旨は英語の教材なので、物語は全て英語で進みます(日本語字幕はあります)。
英語が好きでなかった子が好きになったり、英語の勉強を励むきっかけになったりと
熱烈なファンの多い作品です。
アニメーションの制作会社が前回と変わっているので、微妙に画風も変わっています。


・「リトルチャロ」(NHK)(2008年〜2009年/日本)



英語教材でもある、NHKで放送されたアニメストーリーです。
思わず覚えたくなってしまうような英語のフレーズが毎回出てきます。
(シカゴのモットーでもあるという、「 I will 」 という言葉が一番気に入っています。)
チャロに
「 I will 」の言葉を教えてくれた
シカゴの帝王犬、
ホワイトシェパードの
「ジョゼフ」

DVD、本、絵本、CD、その他ぬいぐるみやいろんなグッズも発売されています。
ニューヨークから日本へ帰る空港で飼い主と離れてしまい、
ひとりニューヨークに残されてしまった白地に茶色の雑種の子犬「チャロ」が
様々な犬や人に出会い成長しながら
飼い主の元へ戻るために困難を乗り越えてゆくお話です。
とても心あたたまる感動的なストーリーで
また、犬たちのしぐさや特徴も実に上手くとらえられています。
主人公「チャロ」もとても愛らしく、雑種ながらも非常にジャックラッセルらしさを感じます。




・「どろんこハリー」(1964/3/1)アメリカ原作の絵本。
うみべのハリー、ハリーのセーター、ハリーのだいかつやく
と、同シリーズで合わせて4冊出ています。


「ガスパール こいぬをかう」(2002/11/2)

フランス原作の人気絵本、
リサとガスパールシリーズの中の1冊です。
ガスパールが飼うことになった子犬に
見た目、性格ともに
ジャックラッセルらしさを感じます。

ウサギでも犬でもない2匹(2人?)は、
少し不思議で何ともいえない愛らしさがあり、
思わずシリーズ全作揃えたいという
気持ちになってしまいます。


・「ねえ、マリモ (2005/3/5)
やまだ けいた さかざき ちはる

映画『いぬのえいが』の感動作
「ねえ、マリモ」の原作絵本。

犬を飼うということの意味を
あらためて教えてくれます。



他、グッズやカレンダーも多数出ています。

新たに知る機会があった時にはまた書き加えます。
またご存じの方がいらっしゃったら教えていただければ嬉しく思います。







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